# Stable Diffusion を用いて Unity のゲーム制作用でのテクスチャを生成した話
Operation R の情報ページは こちら
# はじめに
この記事では、ローカルでの環境構築やシームレステクスチャを生成する方法、Unity に適用する手順について話します。
# 🔨 環境構築
# ローカルに環境構築
Windows のローカル環境に Stable Diffusion の環境を構築する
Stable Diffusionをローカルで使おう!〜構築から使い方まで (opens new window)
上記の記事を参考にして、環境構築を済ませました。
# シームレステクスチャを生成するために改変
StableDiffusionでシームレスなテクスチャ・タイリング画像を出力する方法 (opens new window)
「(方法2) txt2img.pyを直接実行している場合」の「optimized_txt2img.pyを改変します。17行目付近」を編集します。
# 📝 生成したい画像の文章を作る
生成したいテクスチャの文章を作る
# 壁のテクスチャを作りたい
頭の中で思い浮かべている壁のイメージを箇条書きで考えてみます。
- 白い壁(white wall)
次に作りたいテクスチャ
- シームレステクスチャ(seamless texture)
マンションの壁に使われていそうな材質の単語を調べます。化粧しっくい(stucco)と漆喰(plaster)が合いそうな気がします。
- 化粧しっくい(stucco)
- 漆喰(plaster)
以上の単語をつなぎわせて文章を作ります。
White paint wall stucco plaster texture seamless
これをプロンプトに入力します。
--prompt "White paint wall stucco plaster texture seamless"
しばらくすると何枚かのテクスチャが生成されます。
このように文章をもとにした画像が出来ました。
# ⚖️ 品質の良い画像の選定
生成した画像から品質の良い画像を選定する
このような画像はテクスチャとして不適切なので削除します。
穴があるものや青い点がついているものも削除します。
綺麗なテクスチャが残りました。
# ⚙️ 生成したテクスチャをUnityで適用する
壁のマテリアルを選択して、Inspector の中の、Albedo の横にある白い矩形にドラックアンドドロップします。
# 修正前
真っ白でツルツルだった壁が、
# 修正後
ザラザラした、本物の壁みたいになりました。
完成です。